お客さまに輝く人生を送っていただくために

「これが私のやりたかった仕事」と、安定した職を捨てて34歳の時にライフプランナーに転職した渡邊秀樹さん。
いつも笑顔で山陰両県を「お客さまの人生をお守りするため」と走り回っておられます。そのバイタリティーはどこからくるのでしょうか?
初夏の晴れた日に、米子市内でお話をお伺いしました。
ライフプランナーに出会って、生命保険のイメージがガラリと変わった
井田・・・・最初に渡邊さんがソニー生命に入られたきっかけはなんでしょうか?
渡邊・・・・ライフプランナーという仕事を知ったのは31歳の時でした。父親が郵便局で保険を扱っていたので、自分の保険はすべて父親に任せていましたが、妻から「こういう人がいるから会ってみないか」と言われて、最初は「親父に任せているから」と断ったんですけど、偶然にも別の友人からまた同じ人を紹介されて、これは何かあるのかもしれないと思って、初めてライフプランナーの方とお会いしました。

井田・・・・その時の印象はどうでしたか?
渡邊・・・・それまで抱いていた生命保険のイメージがガラリと変わりました。生命保険になぜ入らないといけないのか、正しい生命保険のかけ方ってこうだったのかと、非常に感銘を受けて、ライフプランナーという職業に興味を持ち、ソニー生命を知りました。 井田さんは生命保険と聞くとどんなイメージがお持ちですか?

井田・・・・配偶者に何かあった時の生活の支えや自分が病気やけがをした時のための治療費など、ネガティブなことが起こった時のための備え、というイメージが強いですね。
渡邊・・・・そうですね。私もそういうイメージを持っていました。ソニー生命でお話を聞いた時に、「多くの生命保険はお客さまに何かあった時のことを話すと思います。われわれも、お客さまに何かあった場合の保障にも自信はありますが、一番の違いは“生きている”時に焦点を当てているところです。お客さまに素晴らしい人生を過ごしていただくために、共に考え歩んでいく人生の伴走者。それがライフプランナーなんです」と言われました。その言葉を聞いた時に、「私がやりたいのはこういう仕事だったんだ!」って、目の前がパーッと晴れていくようでした。
その時、私は生命保険のプロとしてお客さまに経済的安定と保障をお届けしたいというその想いが募って、34歳の時に転職しました。

井田・・・・ソニー生命だから生命保険業界に入ろうと思われたわけですね。
渡邊・・・・はい。ライフプランナーになって今年で12年になります。本当にたくさんの方に縁をいただいて、今の自分があると感謝しています。

「何かあった時」の保障も大切だが、まずは「安心した人生」が送れるように
井田・・・・ライフプランナーという職業を知らない方もまだ多いのではないでしょうか。保険会社の方とお会いするとしつこく進められるのではないかと警戒してしまったり、保険内容を聞いてもいまいちよく分からなかったり、そういう風に感じている方はたくさんいると思います。
渡邊・・・・そうですね。私は、初めてお会いした方に保険プランを提案いたしません。
例えば、通帳と印鑑を用意されて「今日、私にピッタリのプランを提供してくれるんだったらすぐに契約します」と言われても、私は断って帰らせていただきます。なぜかというと、病院に行って薬をもらうにも、きちんと診察をしてもらって、症状をよく理解してもらってから処方箋をもらいますよね。でも、もし医者が「今、流行っているのはこの病気だから、あなたもこれを飲んで」と、診察もせずに出された薬を飲めますか?

井田・・・・うーん、その病院しか知らなかったら「そうなのか」と思って飲んでしまうかもしれません・・・。
渡邊・・・・だけど、自分の症状に本当に合っているのか分からない薬です。飲んでも全然よくならないかもしれないし、かえって症状が悪くなって、また違う病院に行くことになるかもしれない。でも、生命保険の怖いところは、その保険が自分に合っていたかどうか分かるのは、症状が悪い状態になった後。つまり病気になったり、ご家族に不幸があった時に初めて知るということなんです。

井田・・・・それは怖いですね。では、ライフプランナーの仕事とは、具体的にどんなことをされるのでしょうか?

渡邊・・・・ライフプランナーの使命は、お客さまに「経済的な安定と保障をお届けすること」と、私は考えます。万が一の時の保障がいくら大きくても、その方の普段の生活が成り立っていなければ意味がありません。まずは「生きていく上で不安なく過ごしていただける方法」をご一緒に検討する。そのために、ライフプランニングが必要なんです。

井田・・・・ライフプランニングとは?
渡邊・・・・自分と自分の家族がこれからどの様に人生を歩んでいきたいか、将来を思い描く作業をライフプランニングといいます。皆さん、ぼんやりと、教育資金を貯めないといけない、何歳くらいにマイホームを建てたい、老後はまだまだ先…なんて風に考えている方が多いと思います。そのぼんやりとした人生計画(ライフプラン)を、「いま」を起点にしてあなたとご家族の将来を具体的にイメージすることで、何年先にどのくらいの資金が必要になるのかが見えてきます。

井田・・・・なるほど。生命保険だけではなくて、人生まるごとのお金の流れが把握できるということですね。
渡邊・・・・そうです。生命保険は何のために入るのかというと、例えば私の場合、私に何かあったとしても、妻に苦労をかけないように、子どもたちに夢をあきらめさせないように、ちゃんとお金を残してあげたいと考えます。ほとんどのお客さまも同じように思って生命保険を検討されますが、私が提案する場合、その方がどのようなライフプランを描いていらっしゃるのか、それが分かって初めてお話ができるんです。その方の人生をお守りするために。

ライフプランを立てて、家族と自分の将来の夢を叶える
井田・・・・ライフプランの大切さが分かってきました。お客さまとの間で印象に残っている出来事はありますか?
渡邊・・・・はい!最初は住宅ローンの借り換えのご相談からお受けしたお客さまがいらっしゃいました。借り換えによるメリットをご説明した後で、ライフプランニングもさせていただくことになり、ご主人と奥様のお話をお伺いしました。お二人とも「教育は人生の投資だから、子どもたちが望む教育はどんなことがあっても実現させてあげたい」とおっしゃっておられました。将来のライフプランから逆算を行いご家族に合った保障をご一緒に考え、オーダーメイドで設計させていただきました。
そして、7年のお付き合いの後に、ご主人は残念ながら闘病の末に亡くなられました。その時、上の娘さんは大学進学を控えておられました。闘病中、ご主人が一番に心配されていたのが、子どもたちの教育費と家族の生活費です。奥様から「主人がそのことをとても気にしている」と聞いて、私は病院へ向かいました。ベッドの横へ行って、「万が一があっても、ご家族をしっかり守れる保険に入ってもらっていますから、安心してください」と話しました。ご主人は「うん、うん」とうなずかれて、それがお会いできた最後になりました。
四十九日が過ぎたころに、奥様から連絡をいただきました。「娘が進学について迷っている」と。娘さんに会いに行き、生前にご主人が書かれたライフプラン表をお見せしました。そこには「自分にどんなことがあっても、子どもの教育費用だけは叶えてあげたい」というご主人の想いラストラブレターがしっかりと書かれていました。お父さんの意思をお伝えすると、娘さんはニコッとほほ笑まれて、受験に向かって一生懸命に勉強されました。お母さんから合格の連絡をもらった時には、もらい泣きしてしまいました。併せて奥様から嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
死亡退職金の手続きにご主人の勤務先の経理担当者が自宅にお越しになられ一通りの説明と手続きが完了した後に、あと30分お時間よろしいですか?と聞かれたそうです。
他に何か?と尋ねたところ、これから様々な手続き(社会保障制度の資格喪失、遺族年金の請求等々)をされないといけないのでご説明いたしますと仰られたそうです。
奥様は全て完了しています。とお伝えしたところ経理担当者の方が非常に驚かれたそうです。全てライフプランナーの方に説明頂いたことを伝えたところ、経理担当者の方曰く長年この仕事をしてますがこのような経験は初めてですと・・・。
生命保険は加入時も大切ですが、万一の時出口が一番大切であることを私自身理解できた瞬間でもありました。

井田裕子(いだ ゆうこ)
フリーライター 1976年生まれ。
元日本海新聞記者。結婚を機に退職し、フリーライターとなる。「とっとりNOW」「さんいんキラリ」「旬刊 政経レポート」など山陰の定期刊行誌をはじめ、ウェブページのインタビューや「TURNS」「月刊 事業構想」など東京の出版社が発行する雑誌などで執筆。自身も3児のママで、子育て奮闘中。

お父さんからいただいた遠い約束を一つ果たすことができたと思っています。それだけの仕事を、私たちライフプランナーは預かっているんです。

井田・・・・とても大きな責任を背負っておられるんですね。一方で、子育て世代向けの無料の資金セミナーも開催されています。
渡邊・・・・8年ほど前から、米子市と松江市にある子育てサポート施設で、人生に必要な「教育資金」と「住宅資金」、「老後資金」の3つの資金についてお話する、無料のライフプランニング教室を定期的に開いています。
私も3人の子どもを育てる現役の子育て世代。家庭の経済状況は子どもには何の責任もありません。子どもが将来、自分の希望する道に進めるように、きちんとライフプランを立てて、教育資金を準備してあげたいと思うのが親心だと思います。

井田・・・・私も子育ての真っただ中にいますが、小さい子どもがいると大変だから保険まで手が付けられない、という人が周りに多いように感じます。
渡邊・・・・今が大変だったら、これからもっと大変になりますよ。中学生や高校生になると、進学のための塾代や入学金などの教育費用がかかってきます。お子さんが小さい間が、資金の貯め時なんです。教育にお金がかかるようになるまでの時間を使ってコツコツ積み上げていくことで、大きな資産が得られるんです。

井田・・・・なるほど。勉強になります。
渡邊・・・・お母さん方にも話すんです。「子育てするためだけにこの世に生まれてきたんですか」って。きっとお母さんたちにも自分の人生で叶えたい夢があると思います。その夢を叶えるためにも、自分のライフプランを描いて、資金を貯めていくことに大きな意味があると思います。

井田・・・・子どものためだけではなく、自分の将来を考えるいいきっかけにもなるんですね。

人は誰でもよくなれる。目標へ向かって進むお手伝いをしたい
井田・・・・素朴な疑問を一つ。ライフプランナーさんへの相談は無料なんですか?
渡邊・・・・例えば、「保険内容を見直したい」というご相談を受けた時に、私たちは料金をいただくことを禁止されています。また、初対面で「保険プランを提案して」と言われても、お断りしています。その方が何を求めて、どんな将来を望まれているのかをお伺いし、必要な方にはライフプランニングをさせてもらっています。

井田・・・・もし、今入っている保険が自分に合っている内容だったら、「それで大丈夫」と言ってもらえるということですか?
渡邊・・・・ご自分に合った保険に入っておられるなら、変える必要はありません。生命保険は、どの会社のものも一つ一つが全て輝いた商品だと思っています。ただ、保険商品を服だとした場合、着る人のサイズに合っているか、着心地がいいか悪いか、そこが大事だと私は考えます。いざという時の保障が大きくても、月々の支払いが苦しくて、人生を余裕を持って楽しめていないのなら意味がないのです。

井田・・・・では、ずっとかけてきた保険でも、自分の現在の状況と合っていない場合は、よりよいプランをご提案いただける、ということでしょうか?
渡邊・・・・提案ではなく、一緒に考えるんです。人から提案されたものは忘れてしまいますが、自分で決めた選択はちゃんと思い出せます。人任せにしてはダメ。ご自分の人生なんですから。ライフプランを描きながら、人生を見通して、生命保険も選んでいく。そして、何よりも大事なのは、安心して人生を過ごせること。安心した人生が送れないと、生命保険を考えることはできないと、私が思います。

井田・・・・山陰両県、東奔西走されて大変お忙しそうです。モチベーションを保つ秘訣は?
渡邊・・・・格好をつけた言い方をすると、仕事が全くストレスじゃないんです。お客さまとお会いしていろいろなお話を聞かせていただくことで、私も勉強になります。そして喜んでいただけて、「これからもよろしく」と言っていただける。なんていい仕事だろうと思います。
お客さまから厳しいご指摘を受けることもありますが、それは私に足りないところがあるからと真摯に受け止めて反省します。好きな格言に「すべての現象は心の投影である」という言葉があります。目の前で起こることは、いいことも悪いことも、自分の心が描いたことが現象となって起こるのだと思うので、すべて素直に受け入れて、現状を知って、毎日少しずつでも行動するように心掛けています。
私の信念
『生きている限り正々堂々と大切な人々を守り続けたい』です。
私に関わる全ての人々が人生に夢や希望を持ち幸福感を持って人生を歩んでいる。そして皆が幸せになることで世の中からいじめや差別がなくなることを信じています。
その為に私は人生に見通しを持ち計画を立てることが大切だと考えます。
多くの人達は人生に計画を立てていません。
具体的な方法として、ライフイベント表を用いて人生を俯瞰し家計管理と経営計画を立てること、ライフプランニングを伝えていきます。
人生における経済的安定と保障を備えて頂き、希望に満ちた素晴らしい人生を歩んでいただきたいと願っています。

井田・・・・ご自身がお持ちの情報ネットワークをお客さまのライフプラン実現に活用されることもあるとお伺いしました。
渡邊・・・・多方面にさまざまなネットワークを持っているので、例えば体調が悪くて困っておられる方に、その分野に詳しい先生(医師)に「ご紹介してもいいですか?」と相談しておつなげしたことがあります。この仕事を通じて弁護士や税理士、司法書士などの方々と出会い、幅広いネットワークを構築することができました。

井田・・・・渡邊さんにとって「理想のプランナー像」とは?
渡邊・・・・どれだけお客さまに頼っていただけるか。困ったことがあったら、いつでも連絡してほしいです。

井田・・・・すでに頼られる存在になっておられるように見えます。
渡邊・・・・人としての成長がまだまだです。おごらず、謙虚に、自分磨きをしていきたいです。スコットランド生まれのアメリカの実業家で「鉄鋼王」と称されたアンドリュー・カーネギーは、自分の墓石に「己よりも優れた者と共に働く技を持つ者、ここに眠る」と刻んでいるそうです。この言葉にとても感動しました。己よりも優れた者と働く技を持てるぐらい、人間力のある人間になりたいです。

井田・・・・お客さまにメッセージをどうぞ。
渡邊・・・・人は誰でもよくなれます。目の前の景色がガラッとは変わらないかもしれないけれど、よくなろうと思った瞬間から着実に少しずつでも前進しています。チャレンジし続けなければ、人生楽しくありません。現在地と最終目的地が分かれば、目指す方向へと向かって進むだけです。ぜひ、そのお手伝いをさせてください。
井田・・・・ありがとうございました。

(取材 UMI)